ニンジンの目揃え会を開く

営農ニュース

播種期の天候に恵まれ、良い出来に仕上がる

永平寺町ニンジン生産組合

当JA永平寺支店管内で栽培されるニンジンの目揃え会が、11月5日、同支店管内の圃場で開かれました。

 

管内では、「向陽二号」と「彩誉(あやほまれ)」の2品種が主に栽培されています。

 

この日、永平寺町ニンジン生産組合のメンバーをはじめ、福井農林総合事務所、JAの営農指導員など関係者11人が参加し、組合のメンバーである坪川隆幸さんの圃場に集まりました。

 

はじめに、福井農林総合事務所が今後の栽培管理方法や収穫時のポイントについて説明。必ず試し掘りをし、重さや尻詰まりを確認してから、葉が大きいものから収穫を始めるよう呼びかけていました。また、JAの営農指導員が収穫後の調整作業や、JA施設の荷受体制について話していました。

 

その後、参加者は圃場で何本か試し掘りをし、生育状況を確認したり、今年の出来について話し合いました。

 

永平寺町ニンジン生産組合の副組合長である吉田哲雄さんは、「播種時期の天候に恵まれ、順調に生育。今日試し掘りをしたニンジンを見ても、良い出来に仕上がっていると思う」と話しました。

 

今年、同組合のメンバー9人が合計50㌃の面積で栽培。12月上旬まで収穫が続き、同JA農産物直売所「れんげの里」や福井県内市場へ約5㌧の出荷を予定しています。

 

試し掘りをしたニンジンを手に、今年の出来を確認する参加者

試し掘りをしたニンジンを手に、今年の出来を確認する参加者