福井製菓専門学校の生徒がオリジナルスイーツを発表

地域情報

自分たちで栽培した金ゴマを使って菓子を考案

JA福井基幹支店と福井製菓専門学校

当JA福井基幹支店と福井製菓専門学校は、持続可能な開発目標(SDGs)の項目である、つくる責任・つかう責任について、農業体験を通じて商品考案する取組を行っています。JA管内の組合員協力のもと、同校の学生らが地元農産物の定植から収穫作業までを体験して、オリジナルスイーツを考案しており、今年で3年目の取り組み。毎年農産物を変えて挑戦しており、今年は国産自給率が極めて低い「金ゴマ」をテーマにしました。

自分たちで考えたレシピを説明する福井製菓専門学校の学生

自分たちで考えたレシピを説明する福井製菓専門学校の学生

学生らは、2、3人でグループを組んでレシピを考え、試作を繰り返して完成させ、11月12日には、完成させたオリジナルスイーツの発表会が同校で開かれました。

 

この日、1、2年生19人が参加し、プリンやマカロン、モンブランなど、1グループ1品を発表。学生らは、材料や作り方を説明し、金ゴマをすったり、ペースト状にするなど、菓子と金ゴマをどう組み合わせるか、工夫したポイントを話していました。その後、完成したスイーツを関係者に試食してもらいました。

学生らが作ったオリジナルスイーツを一口サイズにしたもの

学生らが作ったオリジナルスイーツを一口サイズにしたもの

マカロンを作った2年生の学生は、「1番のポイントはガナッシュとソースの2種類を作り、ゴマの食感と風味を出したところ。ガナッシュではゴマの油とチョコレートが分離しないようにするのが難しかった」と話していました。

スイーツに使用した「金ゴマ」

スイーツに使用した「金ゴマ」