JA福井県ふくい青壮年部消費者交流会開く

地域情報

地元消費者がソバ収穫体験通して食の大切さ学ぶ

JAふくい青壮年部

当JAふくい青壮年部は11月14日、地元消費者に向けて、農作業体験を通して食の大切さと農産物を育てる喜びを知ってもらうためのイベント「消費者交流会」を開きました。

 

一般消費者にソバの播種から収穫までの作業を体験してもらう内容でしたが、今年8月に予定していた播種体験は、新型コロナウイルスの影響で中止となっていました。緊急事態宣言の解除を受け、今回、コロナ感染防止対策を行いながら収穫体験イベントを開催しました。

 

この日、JA福井基幹支店管内の消費者をはじめ、JAふくい青壮年部の部員やJAの営農指導員ら約40人が参加。JA福井北部支店管内の農事組合法人ハーネス河合の圃場でソバの収穫を体験しました。

 

参加者達は、同青壮年部員から手ほどきを受けながら、鎌を使った昔ながらのソバの手刈作業に挑戦。収穫したソバは実を落として、箕を使ってゴミを取り除く作業も体験し、大型コンバインでの収穫の様子も見学しました。

 

作業後は同JA北部低温施設に移動し、ハーネス河合のメンバーによるそば打ちを見学。茹でた打ち立てそばを冷水で締め、刻んだネギと大根おろし、かつおぶしをたっぷりと載せた上からつゆをかけた福井独特の食べ方「越前おろしそば」にして参加者全員で味わいました。

 

福井市内から家族で参加した男児は「初めてソバの収穫を体験して、ソバの実を落とす作業は大変だったけど楽しみながらできた。作業の後の手打ちそばはすごくおいしくて7杯食べた。また参加したい」と笑顔で話していました。

鎌を使ってソバの収穫作業に挑戦する参加者親子

鎌を使ってソバの収穫作業に挑戦する参加者親子