アグリ探検ツアー「小豆収穫体験」
地域情報
SDGsプログラムの一環として食農教育イベントを実施
当JA福井基幹支店×FM福井コラボ

大納言小豆(品種=丹波大納言小豆)の収穫に挑戦する参加者親子
収穫作業後は福井県立図書館へ移動。図書館司書による農産物に関する絵本の読み聞かせがあり、参加した子供達は真剣な表情で話に耳を傾けていました。

福井県立図書館の司書による絵本の読み聞かせのようす
その後、福井市内にある和菓子店「お菓子処 丸岡家」の竹内健人さんが講師を務め、秋の上生菓子の作り方を紹介。参加者は赤や黄色のあんこを使って、紅葉の姿をかたどった上生菓子作りに挑戦した。

講師に手ほどきを受けながら、上生菓子を作りました
子どもと2人で福井市から参加した、近藤久美子さんは「この農業体験には以前から参加したいと思っており、今回初めて参加できた。2人とも小豆の収穫は初体験で、とても貴重で良い経験が出来たと思う。子どもも楽しそうに作業していたので良かった。作ったお菓子は家で家族と一緒に食べたい」と笑顔で話していました。
JA福井基幹支店営農部営農指導課の三上浩一課長は「当基幹支店では、“伝え・繋がり・通じ合う”をテーマに掲げながらSDGsの開発目標に対して積極的に取り組んでいる。今回の企画では地元企業と連携しながら11番“住み続けられるまちづくりを”、12番“つくる責任つかう責任”、17番“パートナーシップで目標を達成しよう”の3つの目標を意識して重点的に取り組んだ。これからもJAとして地域農業を振興し、持続可能な農業と地域づくりに繫げていきたい」と語りました。

小豆を収穫し笑顔を見せる参加者とJA大納言小豆部会の前田尚之部会長㊨
当JA福井基幹支店は、今後の農業や農村地域の持続可能性を高めようと、国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」に対して積極的に取り組んでいます。独自に「福井基幹支店SDGsプログラム」と銘打ち、地元企業や学校と連携した食農教育イベントを支店管内各地で開いており、11月21日、地元ラジオ局「FM福井」と協力する農業体験企画「アグリ探検ツアー」をJA福井南部支店管内で開きました。
この日、福井県内から親子連れを中心に46人が参加。JA大納言小豆部会の前田尚之部会長の圃場を訪れ、小豆(品種=丹波大納言小豆)の収穫に挑戦しました。
はじめに、JA福井基幹支店営農部営農指導課の担当職員が小豆の収穫方法について説明。参加者らは株を根元から掴んで次々と引き抜き、莢から小豆を取り出してザルがいっぱいになるまで収穫を楽しみました。