常陸宮家へ越前水仙を献上

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福井市越廼公民館で選花式、出発式を開催

常陸宮家へ献上する越前水仙の選花式と発送式が12月22日、福井市越廼公民館で開かれました。献上するきっかけは、1990年に常陸宮ご夫妻が来福された際、水仙がお好きだと話題になり始まりました。平成2年から越前町、福井市越廼、南越前町の順で献上を行っており今回で32回目です。

 

選花式には関係者ら約10人が出席。

 

福井市越廼の生産農家が丹精込めて育てた越前水仙600本の中から、献上する300本を福井市の東村新一市長、福井農林総合事務所の金森照雄所長、当JAの寺井敏高副組合長が選花し、こしの水仙部会役員らにより箱詰めされました。

献上する越前水仙を選花するJA寺井敏高副組合長㊨

献上する越前水仙を選花するJA寺井敏高副組合長㊨

東村市長は「令和3年3月に越前海岸の水仙畑が国の重要文化景観に選定された。生活に根差し地域で培われてきた水仙畑の景観の重要性が認められたことであり大変喜ばしい。これを契機に多くの人に知ってもらい訪れて頂きたい。今後も地域住民と関係機関が一体となって保全に取り組まなければならない」と挨拶しました。

 

発送式では、東村市長から配送業者の方へ引き渡され、翌23日に常陸宮家に届けられました。

見頃を迎えている越前水仙

見頃を迎えている越前水仙